こんにちは。
山形市十日町、山形駅東口より徒歩10分の歯医者、十日町デンタルクリニックです。
10月12日(土)、山形市の秋の恒例イベント「街なか賑わいフェスティバル」が開催されます。
ナナビーンズ前から東北電力通り、一番街商店街通り、シネマ通りが歩行者天国となり、多彩なイベントと出店販売が行われますので、ぜひこの街の魅力を体感しにいらしてくださいね。
さて、この時期になると、乾燥を感じて肌の保湿に気を遣う方も多いかと思います。
しかし、注意が必要なのは肌だけではありません。
今回はお口の中の乾燥症、ドライマウスについてお話したいと思います。
ドライマウス対策でお口の健康を守りましょう
ドライマウスは口腔乾燥症とも呼ばれ、冬の乾燥だけでなく、加齢やストレス、薬の副作用などが原因で口の中が乾燥する状態を指します。
しかし、ただの乾燥だと甘く見てはいけません。
ドライマウスの症状を放置すると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があるのです。
ドライマウスを放置するリスク
☑むし歯・歯周病のリスクが高まる
唾液の自浄作用が機能しなくなるため、細菌がたまりやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
☑口臭が強くなる
唾液が減少すると、口内の自浄作用が働かなくなり、細菌が繁殖しやすくなります。その結果、口臭が悪化する可能性があります。
☑味覚障害が起こることがある
唾液の分泌量が減ると、舌が乾燥し、味を感じるための味蕾にもダメージが生じます。
その結果、味覚に障害が起こることがあります。
☑誤嚥性肺炎を引き起こす
口の中が乾燥すると嚥下機能が低下し、唾液や食べ物に付着した菌が誤って気管や肺に入り込むことで、誤嚥性肺炎を引き起こす危険があります。
ご自宅でできるドライマウス改善方法
☑こまめな水分摂取
お口の中を潤すために、意識的に水分を摂るようにしましょう。
お水やお茶など、糖分が入っていないものがおすすめです。
☑しっかりと噛んで食事をする
よく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液が分泌されます。
キシリトールガムを噛むのも効果的です。
☑唾液腺マッサージ
唾液腺をマッサージすることで刺激を与え、お口の中を保湿しましょう。
☑鼻呼吸を意識する
口呼吸は口内の水分を蒸発させてしまいます。
普段の生活では鼻呼吸を意識し、睡眠中はテープなどを使用して鼻呼吸を促しましょう。
お口の乾燥対策は、日常生活において簡単に取り入れられる小さなケアから始まります。
水分補給や食事の摂り方に気を配ることで、健康な日々を築いていきましょう。
少しの意識が、口腔の健康を守る大きな力になりますよ!
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